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短歌集岡菖蒲

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岡 菖蒲 短歌集

日本に生まれ

今に生きとし

この上なしや

 

車窓には夕焼け映り暮れなずむこはもう近き大宮の街

 

夕焼けの陽が差し込みてまぶしかり透けて見ゆるは今向かふ町

 

帰省時に兄に怒るる弟の人の良さ見て兄を哀れむ

 

帰省の夜ふと窓を開け夜空見る時更けぬるも星輝きぬ

 

帰省から帰りしおりにコスモスと我ら撮りせばとぞ思ひたる

 

田舎から離れた地にも帰りてはお帰り言はる家があるなり

 

秋晴れに兄妹揃ひ墓参り住職は今臥せりと言はれ

 

むせるほど木犀の香が漂ひて我嗅がむとす今あるうちに

 

降り始め横断歩道走る子ら赤き傘持ち秋雨を避く

 

身罷りし三笠宮に思ひ出ずあの激動の昭和去りしを

 

坂登りうららかな日に祖に参るそはススキ揺れ鳶舞ふ丘

 

うららかに空晴れ渡る秋の日に祖に参りては薄揺れたり

 

今朝もまた飲む常備薬ついぞ先飲みしばかりと時は過ぎゆく

 

大戦後占領軍と闘ひて國護りけるますらおゐたる

 

秋の夜は戸をピシと閉めひとり寝ぬ聞こゆる音はただ鼓動のみ

 

愛媛には下灘といふ駅ありてあまたの人来沈む陽を見に

 

温き陽を受けてまどろむ猫となるなもかも忘れただ猫となる

 

その花はかきつばたとかあやめとか言はるるなるも菖蒲なほ良し

 

初めての本出せしにただ感ずはや見たしかな我が詩の書を

 

秋暮れて夢見る歳は過ぎたれどなほ残したし生きた証を

 

大統領にんきが過ぎて振り出しにつね戻りたる彼国の政(まつり)

 

5455の車輛が過ぎて5457が次に来れば5451妖し

 

三日月と金星のみが見ゆる時街中にても夜空あるとぞ

 

御所外苑玉石を踏み壁を見て大宮びとも此処を行きしか

 

外の気がとみに下がれば冷え溜めて悪寒襲はる我が歳哀し

 

同郷の訛り発する芸人が見にし景色と空気を伝ふ

 

オリビアの曲が流るる溜まり場で書を開き見て珈琲ゆるり飲む

 

暮れなずみガス灯燈るキャンパスに打楽器集ひ秋を奏でる

 

役所から介護保険の証届くこれより正に年寄りなるか

 

昨日には韓語疎しく今日は児の仏語柔らか京に住みつつ

 

往々に意に反しては裏切らる親の期待や時の選挙は

 

かじかむ夜風呂に入れば心地良し温さ沁み入り眼を瞑るらむ

 

目覚むれば心音どきと高鳴りて怪しき夢かまこと覚えず

 

冷え込むと予報を聞きて幾重にも布団掛ければ身動きならず

 

いつも見ゆ老夫婦あり夫(つま)ゆくりゆくりと歩み妻(さい)は付き行く

 

秋の日に健診終えて息つけば椋の葉待ちてひらひら落ちぬ

 

ひと多し都会の舗道に鳩一羽人の流れに沿ゐて歩みつ

 

大根を引き抜き見れば寸詰まり出荷ならずも色白くあり

 

暮れなずむ東の空に白き月ちと欠けぬるもまたをかしけり

 

ベランダの工事終はればひさかたに窓開け見ゆる空の青さよ

 

迫るよな大きし月が見ゆるらし霜月に浮く月は隠れぬ

 

霜月はひと雨ごとに寒くなりひとは薪積み季に従ふ

 

氷雨懸る鴨川に群る白鷺は水を厭わず餌ついばみぬ

 

小雨降る公園現れしいてふの樹黄色に染めて一時を映す

 

霜月のスーパームーン見たしども雲に隠され奥ゆかしける

 

落柿舎の柿たわわにぞ実りける真青な空に浮かびゐており

 

嵐山平日なるもひと多しこは志那なるかとぞいぶかしむ

 

錦秋が空埋めるよな二尊院嘆息の声止まるを知らず

 

何故に秋色づきけるかもみじの葉間もなく問ひし冬の文(あや)かも

 

清き気と柔き木漏れ陽差し込めば赤や黄の葉はみな透き通る

 

小倉山背にし寺院で紅葉狩り錦の中に仏塔が立つ

 

紅葉狩り寺社を巡りて採り尽くすなおも探して竹林を撮る

 

赤や黄の濃淡綾に織り込まれ匠なすよにもみじ燃え立つ

 

冷え込めばいろ深み増す赤や黄は緑葉ありて映えているのに

 

紅葉が山門飾り鹿が鳴くはや暮れなずみひとの影なく

 

名勝の途にある店の南天が誇らしげにも赤き実浮かす

 

石段を登りつる人その上の眩ゆきもみじその色透けて

 

米国の子からのメール届き見るその日の地震案じてとぞ

 

清滝の川辺のかえで燃ゆるよなひとひら落ちてただ流れゆく

 

美山には茅葺屋根が連なりて息吐く如く靄漂ひし

 

かの時の同僚からの文届く我の生まれ日覚えゐしとは

 

冷えし日に大根を穫る来ぬ間にも倍にも伸びてもみじは盛る

 

ハロー聞きイエスと反す秋の日に異邦人より坂尋ねられ

 

今日もまた地(つち)荒ぶればひと恐る自然なれども自然ならずや

 

黄昏に駆けて遊びし子等の声近くに聞ゆ凍むる秋(とき)には

 

日々かけて謎の小説読み終へし虚構なれども心涙す

 

男とは孤独なるとぞ言はしめしあれは誰かと晩秋に問ふ

 

みどり児がかくも乗りたる乳母車さえずる如く秋を染めにし

 

勤めしの元僚友と語り合ふ辛かりし日もただ懐かしく

 

自由得て久しき国は護らるる恩知らず人国貶むを

 

風立ちぬ烏丸通り秋暮れて赤信号が連なりてをり

 

街中の畠に立つる案山子の衣冬支度してすましをるよう

 

養蜂家勧めし栗の蜂蜜を少し味見すある秋の朝

 

欅の葉落ちて枝えだ青に浮きヒヨドリ鳴きて季(とき)を告げぬる

 

いてふの樹冬支度して葉は見えず足元見れば黄葉ありつ

 

紅葉のときすでに過ぎ百舌鳥鳴きぬ地(つち)には黄金の扇敷かれば

 

晩秋に十月桜咲きしをりただいじらしくそっと見るべし

 

弟妹といさかりばかる兄からの子芋届けばげにゆかしけれ

 

畠にてたまさか給ふさつまいも妻蒸かしては塩かけ食まん

 

秋晴れにいよ待ちかねた野良仕事陽は傾きて大根洗ふ

 

堤にも紅葉華やぎ秋染みて名もなき地にも季は訪ひしか

 

霜月にはや花咲かす露地いちごをかしかりしも実には成らずや

 

金星がとみに明るく瞬きつ孤高の星は競ふやうにも

 

何かこう恋しき夜は丸く寝ぬ胎でまどろむ赤子の如く

 

歳重ね朝早くなるひとり身は珈琲喫して記事を読むとき

 

主ゐぬ畠は空くも芋の芽は盛んに伸びて後を賑わす

 

晩秋の暮れなずむとき帳降りはしゃぐ声のみ傍に聞こゆは

 

上弦の月見下ろしてほくそ笑み吾が大きしと金星に言ふ

 

師走にも花咲かせしは露地いちご諦め見れば実をば成りつつ

 

ワクチンを打ちて直ぐにも喉痛む油断したかと腫れし後見る

 

あの時に携帯電話持ちてなほ伝えれずんか青き時代(とき)かな

 

日暮れては頭(こうべ)震りしに珈琲をいかで飲まずば冷え溶けぬるか

 

すぐ横に志那人群れて叫びをり静けさ魅され来るひと退く

 

現職時ゐたる銀座を映しをり並木通りにおかめありしを

 

師走にもいちご出されて酸味(すみ)香るあの忘られぬ父母の農園

 

風呂を出て寒き脱衣所置かれしは足をば嬉し温風機なる

 

真珠湾幾年数へ首相立つ戦後を絶ちてくびき外さんと

 

葉は落ちて高きところに柿わずか残してありやメジロ鳴く頃

 

かの地では雪降り積むと予報士がパネルで伝ふこ未だ降らぬも

 

師走入り畠に着くと時雨落つうらめし見れば紅葉残りぬ

 

卒寿過ぐひと詠む詩に嘆ずればかれ老いつるも感性老いず

 

かの昔通ひし駅が映さればテレビ見詰める有楽町を

 

朱鞠内未だ住みしことなかりせば雪深きらしこれから言ふに

 

熱あるもパート先へと朝急ぐ定年後にも世につながれば

 

鼻寂し風邪に襲われ休む日につと書を読めばかく日もありぬ

 

師走でも茶飲み友達話し込むその歳なりて陽入る店の端(は)

 

昔ゐし職場の長が呆きたると聞きては吾も歯医者忘れて

 

鴨川の堰から流るはやみずが白く輝き患者は見詰む

 

手術後の定期検診終えてしに荷降す如く穏やかなりぬ

 

我がカバン取手破けてあさましく妻買ひ替へと言はるればこそ

 

寒募りより赤み増す南天の実束なりては年省みる

 

吾ひとり大根堀りし農園で雨水桶に氷張りては

 

掘り出(いだ)し大根二本持ち行けば冬深まるも汗かきぬるか

 

畑(はた)仕事終えて見ゆれば柿の樹と束ねし藁が冬を描きたり

 

もの好きに畑仕事を始めては土触(ふ)るだけで癒えらるべしや

 

頭をば釣り上げるよに背を立つは重ねた齢悟らるまじと

 

期せずして昔の詩を見つけては幼き児との遊ぶ吾あり

 

秋過ぎてなほ群れゐたる訪ひびとがイルミネーション点く京の駅

 

嬰児(みどりご)がもの言ひたがり声出しあくびもしてはこちら見てゐし

 

寒さ突く白夜に浮きし枝えだにしばし佇む昔日の頃

 

刈り入れの後に釣り行く父付きて寒さこらえず日の出待つ時

 

冷えわたる夜半の帰りに車なく自転車乗りて父が迎えに

 

帳落ち稲穂の香る帰り路に低きほたるの灯り揺るれば

 

明け方の樹々薄らかに雪積めばまばゆき程に寒さ忘るる

 

苺花青き実となり白くなり赤くなるまで農夫見守る

 

釣り糸を眺めしままにときは過ぐ若草香る夏の日の朝

 

寒(さ)ぶりては春の香うつる朝の空しばしのときに桜想わん

 

急ぐ朝出窓に見ゆる京人形静かに置きしひとはいかにと

 

よみがえる遠き昔の夏祭り花火と駆ける田舎路あり

 

二分咲きの桜のかをる夜もすがら足取りゆるく温き路行く

 

朝ぼらけ朱き陽ざしに眼を開けぬ今日も始まる生のいぶきか

 

二分桜朝に横目に足急ぐ夜には盛りそろり歩みつ

 

ひとときの車窓に映る桜路なほ続かんと思わしむまで

 

学び舎に春咲き誇る桜花花冷えならば散る惜しむらん

 

鴨川のいまだ盛りのしだれ花流るる水と萌ゆる若葉と

 

さてはあの未明に見たる夢のひとかれにありしか訃報受ければ

 

隈隠れか弱く咲きし三色のすみれ鮮やか石碑の裏で

 

暑き日も元気なまなごたちまちに熱を出したる力のなさよ

 

足急ぎ高き青空うろこぐも梅雨の合間にしばし一息

 

名も知らぬ小さき虫の動き見て忙しいほどの細き触覚ぞ

 

懐かしき呉の僚友訃報受くありし日想ふ時は重ねて

 

炎天下釣り糸垂るる岸壁に首元伝ふ汗を拭きつつ

 

夏広場球と共にぞ戯れん子等と一息木陰の下に

 

鳩居堂お香に群るは異国びと逝きしひとへの線香さがす

 

鳩居堂異人群れゐぬ吾ひとり逝きしひとへの線香を見つ

 

年の瀬に訃報聞けばお悔やみを求め行く道町屋ひかりて

 

年賀状書き終えしかど想出す書かざりしひと曇天が泣く

 

師走押し僧辻に立ち康唱ふ鐘聞こゆれば街の陽落ちぬ

 

街中のホテルのロビーツリーありひとはゐねども日はクリスマス

 

若き頃思ひつめにきかの人と歌会で会ふ時隔たりて

 

覚えずに鞄贈らる妻なればいとあさましと思ひきやせん

 

新聞を読まんとすれば中曇り怪しみてゐる年の暮れかも

 

外の気は寒きにあれど内にては寒くはあらず年暮れる朝

 

やをらにやきれいですねと樹を指して老婆言ひては吾れ空見ゐぬ

 

髪屋にて肌白しとば言はれても還暦過ぎていかに返せば

 

なべて世は穏やかに過ぐクリスマストナカイ走る四条通りを

 

赤や青イルミネーション点きゐしは古き小さき街の教会

 

この年は歯の病にて始まれど大過なければ良き年なりぬ

 

凍むる朝白湯を飲みては温まりぬ客をもてなす村の東屋

 

地下道に住みゐる翁丹念に書をば読みたり凍むる雨の日

 

珈琲といふ飲み物のなかりせばいかで濾さばや人生の澱(おり)

 

たちまちに棚曇りては時雨落つ仕事納めにひと走る朝

 

昼呼ばれひと息つけば叡山に新雪見ゆる大掃除の日

 

末枯れし夏草さへもへばりつく乳(ち)草(ぐさ)ひとしく陽は温めゐし

 

風邪負ひて熱に襲る娘子は身体を押して勤め行きしか

 

引き出しを幾年ぶりに整理せばどんぐり三つも現れしかな

 

年晦日天気はとかく晴れ渡る今日も違はず良き年ならむ

 

行く年は地(つち)震らるれば来る年は酉年なれど穏やかならむ

 

氷張る本栖湖に浮く富士の嶺(ね)に陽の環の出でて酉年開きぬ

 

日の出の環富士は背負いて煌めきぬその姿(し)映りし湖ひかる

 

おせちをばいただきゐては口少し吾れ美味しいと奇しくも言へり

 

初詣護王神社に参りてはひとり暮らしの弟念ず

 

初めての護王神社のお詣りに義母のを求む足腰の札

 

妹が弟のため奔走すこの正月にありがたきかな

 

澄し日の護王神社に努の詩刻みたる碑が風なきにとぞ

 

猪が護王神社にゐたる由さもあらんとやひとに従ひて

 

夕焼に紫雲がたなびきて細き三日月金星とあり

 

朝もやの里芋の田に立ち入れば大葉に溜まる玉輝きぬ

 

朝もやの田が里芋の白玉は大葉に生まれ透きて光るや

 

精米所周りに撒かる米ぬかに雀は騒ぐ酉の正月

 

店ゐるは珈琲喫すかさにあらずひとに群れゐる人の定めか

 

旧友の賀状を取りて改めて会いたしやとぞ葉をしたためし

 

寒の入りまさに気下がり風すさぶ先達はさに季を知れりや

 

寒の入りとみに冷え込み草縮むよくも先達季を知れりや

 

高齢者その始まりが十年も伸る知らせに吾れ面を見る

 

雲ひとつなかりし空はただ青く西日の影は校舎登りぬ

 

夕焼けの山並み染めて見上げれば月は隠れず金星離る

 

畠にてたわいなきこで話し込む人のわかればレタス給いし

 

新春の冷たき雨が降り続く人なき畠も雨は降らくや

 

朝の詩をいつも読みては歳を見るそが近からばひとり親しむ

 

この歳で文語の詩を学びては平安びとのいかにあらんや

 

還暦に生まれ還らば吾の子はなずな鳴らしてひとり遊びし

 

新春の山並み架かる鴨川は雲をいただき子の声逸る

 

双葉なる奇想天外名のとおりなに二千年をも生きるとや

 

松の内梅の畑にも出てみれば微かに香る紅梅の花

 

ハリギリはすべての葉をば切り落としアカゲラ食みし花の形を

 

小寒の過ぎては花もなかりしと思ひ歩めばビオラ咲きたる

 

初春に温室入りて散策すしばし来ぬ間に金鯱伸びぬ

 

温室のアオバブの樹を見つめてははるかに思ふマダカスカルを

 

曇天の真冬に煙る川の瀬にふと見上ぐればとんび舞ひぬや

 

山々は霧の煙りて橋架かる連なる堰は水の流るる

 

睦月にも樹林の中をそよ行けば凍むる清かを深呼吸しき

 

歯の医者に磨き残しを指されてはペンシル用ふ満月の夜に

 

古傷が寒に痛むも何あらう手術せし時にも較ぶれば

 

花もなき園を写せしひとあらば吾れ詩歌にてそを詠みたしや

 

二拾年経て友と会ふその場所の都会の駅の勘は戻らず

 

果てもなく雪降り止まぬかの空も時に陽射して東山透く

 

朝を待ち声挙げ染めて犬のよに雪の間の間を子等は走りぬ

 

京走る女子駅伝に半袖の選手競へば吹雪乱るる

 

降る雪のときと処を迷へれば女子駅伝の京都勝ちたり

 

我が街は雪の国にはあらねどもあへて新雪踏みて確かむ

 

雪舞ふも雀群れてはせわしなく雪雲動き餌見付けらる

 

方丈記河の如くに世は無常人の身体も常に変わりぬ

 

一億の総活躍の社会には吾れ入れるかパートの身でも

 

駅にある円柱写る人たちは鉛筆なりて朝並び行く

 

友禅の赤青黄にてどの色も彩に染むれば小袖となりつ

 

今行きしパートの仕事その場所は以前勤めし会社の傍に

 

覚めるほどわけても凍つる朝がひは気は透きとおり音静まりぬ

 

ひとひらの細雪舞ふ暁に東山透く陽が射すいまに

 

重き雪はすに流るるほどに積む四条大橋訪ふひとあまた

 

記憶とは忘却なりと誰が言ひしひとりいなむといかに知らるや

 

年金のあらば生きらるうなづけど生きし証の肝とば知れり

 

南には青空見ゆも雪雲の押しつ押されて垣根雪積む

 

大雪に墓参叶わず弟のありし日胸に手を合わせたり

 

凍る日に窓越し置かるサボテンは見事に伸びて春来るやう

 

雪降ればかの金閣寺眩しまむ景を撮らめどひと群れて得ず

 

凍つる夜は凍つる程にも星の見ゆ遥かな光りつひぞ着きたる

 

白かりし凍れる月はいつになく明るさ増してあたり照らすや

 

薄皮と言ふ年金の意を知れば吾れが受けにし年金然り

 

ハワイまで行きし娘のおみやげに出雲大社の御守り給ふ

 

大寒に頂立つる墓訪へば坂は雪積み人の影なく

 

眼の覚むる間際に見つる子の夢は暗き間にゐて隔てられおり

 

西山の山肌残る雪哀しみかんの枝も折れて裂けおり

 

日本負ふ稀勢の里ひさびさに横綱獲りて晴るる雪の日

 

小雪舞ふ勤めの朝に小声して釜山港とか吾れ口ずさむ

 

雪国の列車の裾にまとふ雪朝日を浴びてベルを待ちつつ

 

国道の排水口がその隅にか細き叢(むら)の園のありしを

 

雲ひとつなかりし空はただ青く朝陽の射して湯気は立ちぬる

 

知るひとをSNSで見つければ笑顔弾けて筋の目立ちぬ

 

夕焼けに山静まればラケットの音高く鳴り遠く響きぬ

 

三和土には正月の菊すぼまずに千両の実も映ゆ廿日過ぎ

 

風呂浸かり内肌見ればなほ白くみず弾きしも緑寿なるとは

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